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宮崎神青ブログ - 共に苦しみましょう

共に苦しみましょう

カテゴリ : 
活動報告
執筆 : 
office 2016-4-24 7:56

去る4月20日、午後3時30分

 

宮崎神宮と護国神社へ

 

正式参拝の後、

 

午後4時30分より当会第67回定例総会を開催致しました。

 

開会に先立ち、今回の熊本地震にてお亡くなりになられた方々と、1月26日にご逝去された

野迫前会長をお悔やみ申し上げ黙祷を捧げました。

 

今回は約30名参加のもと、滞りなく全ての議事が承認されました。

 

本年度新入会員。

自分が歳を重ねたことをしみじみと実感いたしました・・・

 

会長挨拶

本日は当会第六十七回定例総会のご案内を致しましたところ、ご参加いただき誠にありがとうございます。
 

また、宮崎県神社庁庁長、鵜戸神宮宮司、当会第十代会長、本部雅裕様、同じく副庁長、今山八幡宮宮司、当会第十六代会長伊藤俊郁様には、ご多忙の中にも拘わりませずご列席を賜り誠にありがとうございます。
 

さて、ご承知のとおり野迫武士前会長が去る一月末に帰幽されました。本来であれば、本日で卒会、まだまだこれからやりたい事も多くあったでしょう、まだまだご指導を賜りたかったのですが、非常に残念で仕方ありません。これからは幽世から見守っていただけることと思います。謹んでお悔やみを申し上げるばかりでございます。
 

また去る四月十四日、熊本県益城町を震源として熊本地震は発生し、今なお余震が続いております。阿蘇神社をはじめ多数の神社においても、ご社殿、灯籠等の倒壊が相次いで報告されています。そんな中熊本大神宮では、月次祭が、社殿ではなく境内において、毎月通り四月十七日に斎行されたようです。
 

ここで、大東亜戦争終結当日の宮崎神宮日誌に書かれていたことを、ご紹介致したいと思います。日誌には次の様に書かれています。宮司は県より終戦の事実を知らされると全職員を集め「自分らが神職であることを自覚せよ、また、今後どのようにして大神さまの御心に添い奉るかを各々充分に考へてその結論を報告せよ」。私は最初にこの日誌を目にした時、恥ずかしながら、その結論に辿りつくことはできませんでした。しかしながら、昨年の大東亜戦争終結七十年事業や今回の熊本地震を通して、その結論は、やはり祭ではないかと考えるようになりました。
 

私の好きなテレビ番組に、毎週NHKで放送されている「プロフェッショナル~仕事の流儀」というものがあります。仕事で悩んでいる時に見ると、非常にやる気が湧いてくる番組です。大変オススメですので、是非ご覧いただければと思います。その番組では様々な仕事の方が登場され、その思い、そしてどのような職業に対しても高いプロ意識を感じることができます。
 

我々も、言わばプロ、プロの神職であります。つまりこの宮崎県神道青年会はプロの集団なのです。各々が組織の常識に染まった「良き組織人」になるのではなく、とがっていてもいい、自分の個性をなくさないでいただきたく存じます。個性を失った集団からは、新しいものは生まれません。全会員が遠慮せず本音をぶつけ合い、納得いくまで話しあい、様々なことに挑戦していきたく存じます。
 

私の大好きなサッカー選手、四十九歳を迎えた今もなお、現役でプレーを続けるキング・カズこと三浦知良選手の言葉があります。
 

「苦しまなければ、喜びはない」
 

共に苦しんでまいりましょう。

 

本年度もどうぞ宜しくお願い致します。

 

 

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