宮崎神青ブログ - 最新エントリー

何が違うのでしょう???

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活動報告
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office 2013-4-24 17:58

去る平成25年4月23日、神道青年全国協議会第65回定例総会が東京都の神社本庁にて

開催され、当会から3名出席致しました。

 

神道青年全国協議会???略して神青協!

言わば、神道青年会の全国バージョンです。(詳細はこちら

当日は午前10時30分より開会式の後、定例表彰式。

賞名 単位会名 単位会名
 最優秀事業賞  山梨県神道青年会  
 優秀事業賞  福島県神道青年会  中国五県青年神職協議会
 周年事業賞  京都府神道青年会  
 最優秀広報賞  神奈川県神道青年会  山形県神道青年会
 優秀広報賞  富山県神道青年会  

以上の通りでした。誠におめでとうございます<(_ _)>

 

その後議事となり、予定されていた22の議案が承認されました。

神青協も役員改選となり、新に出発となられます。

全国には約3500名の会員。

普段なかなか出会うことは少ないですが、それぞれがそれぞれの地域で神明奉仕に励んでいることと

思います。 

各お社の益々のご繁栄と、皆様の益々のご活躍をお祈り致します。

 

 

また、時間がありましたので東京都鎮座のお社に参拝させていただきました。

 

東京大神宮(千代田区富士見鎮座)

 

靖國神社(千代田区九段北鎮座)

 

靖國神社② 当日は春季例大祭の日でした。

 

明治神宮(渋谷区代々木鎮座) 

明治神宮参道

 

いやぁ~どことも素晴らしい<(_ _)>

すみずみまでキレイ!

私はお参りに行くと、その様なところを見てしまいます。

その神社で奉仕される神主さん等々の努力はもちろんのことですが、どうやったらこの空間が生まれるのか・・・

ただただ感心するばかりです。

 

何かが違うんですよね・・・

 

とりあえず掃除します!

 

いつやるの???

 

”今”でしょう!

(三日坊主)

先輩の生き様( ̄Λ ̄)

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活動報告
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office 2013-4-20 15:07

去る4月17日午後3時半より第64回定例総会を開催いたしました。

今回は、なんと10名もの先輩が卒会、また6名の会員が入会されました。

 

先ずは総会に先立ち宮崎神宮と宮崎県護国神社を正式参拝。

 

神主さんの総会は、正面国旗を通して伊勢の神宮並びに皇居を遙拝することから始まります。

 

串間会長最後の挨拶。2年間本当にご苦労さまでした<(_ _)>

ちなみに最後まで雨・・・。雨男冥利に尽きますね・・・

 

野迫新会長!(行縢神社宮司)

 

聖寿万歳。

予定された議事の全てを滞りなく終えることができました。

 

さあ!いよいよ野迫新会長のもと新たな船出です。

皆で協力し諸活動に邁進していきたいと思います。

ご指導ご鞭撻のほど宜しくお願い致します<(_ _)>

 

 

終了後は懇親会!当会は40歳で卒会となります。

卒会の先輩方、本当にお世話になりました!今後もたまにはお酒を酌み交わしましょう!

 

よい子はマネしないでね・・・( ̄Λ ̄)

祭典が始まる前のこと

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教えて神主さん!
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office 2013-4-15 21:32

去る4月10日宮崎県護国神社にて例大祭が斎行されました。

 


境内には多くの遺族、参列者の方々


「みたま慰めの舞」奉奏

本年より護国神社前にて行われた一般財団法人宮崎県遺族連合会主催による宮崎県

遺族大会までの一切を滞りなく終えられました。

 

さて、例年通り当日は当会会員も奉仕させていただきました。
他の神社の祭典の手伝いをすることを助勤(じょきん)と言います。

祭典の奉仕だけでなく、裏方と言ってなんですが受付、準備等々も行います。

 

祭典前には本殿の準備、また習礼(しゅらい)を行います。

習礼って何のことでしょう???

 

なんとなんとリハーサルのことなんです。


あまりご存知ないと思いますが、祭典にもリハーサルがあるんです!
祭典を滞りなく斎行する上で欠かせないことなんですよ。

 

準備が終わると、続いて着装を始めます。


装束には1人で着付けしたり、手伝いを必要とするものがあります。

 


この着装の手伝いを行う人のことを、衣紋者(えもんじゃ)と言います。

※衣紋者は正式には2人です・・・
 

できあがり!

神前に向かう上で、綺麗に着装するのは当然のことです。

 

列立(れつりゅう=整列のこと)前には手と口を清める手水を行います。

 


列立。もちろん並ぶ順番も決まっています。

そして本殿へと向かい祭典の開始となるのです。

 

以上、簡単ではありますがこのような形となります。

 

祭典によっては、

毎日のこと、

毎月のこと、

毎年のこと、

何十年に一度のこと、

一度きりのこと、

となりますが、祭典に対する気持ちはどれも同じです。

 

お祭りを続けていくことは、神職にとって最も重要な使命であります。 

もちろん神職だけで成り立つものではなく、氏子崇敬者をはじめ関係各位のご協力は

欠かすことのできないものです。

 

お近くの神社でお祭り等ございましたら、少し足を運んでいただくだけでも結構ですので、

お力添えいただければ幸甚に存じます。

(助勤者)

 

三ヶ所神社春祭のお知らせ

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神社からのお知らせ
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office 2013-4-9 16:54

西臼杵郡五ヶ瀬町鎮座の三ヶ所神社にて春祭が開催されます。

お誘い合わせの上、お参り下さい。

 

                記

※春祭(しゃくなげ祭)

日 時  平成25年4月21日(日)

      午前10時30分祭典開始
      11時頃~16時頃 神楽奉納

      三ヶ所神社神楽保存会・三ヶ所神社室野保存会
 

※しだれ桜と石楠花祭

期 間  3月下旬より5月中旬 

 

問合先 三ヶ所神社

     西臼杵郡五ヶ瀬町大字三ヶ所8736  電話(0982)82-1513

  
神社には町花であります筑紫石楠花(つくししゃくなげ)と洋種石楠花が10,000本以上植栽されてあります。高山植物の筑紫石楠花では西日本一の規模です。九州各県、中国近畿地方からも多くの方々に参拝、花を観賞して頂いております。桜も一段と充実、平安しだれ桜・仙台しだれ桜八重しだれ桜・弘前紅しだれ桜等300本他、プリンセス雅桜・思川桜・八重緋寒桜・楊貴妃桜・川津桜・御黄桜・十月桜・うこん桜・椿300本150種、雪椿、江戸椿・京椿・肥後椿他九州各県椿等それぞれ満開になります。
またその頃、二上山(海抜1000m)にあります三ヶ所神社奥宮付近の山々は高山植物あけぼのつつじ、岩つつじが満開になります。

この場所からは、日本最南端の五ヶ瀬スキー場をはじめ宮崎県の山々、阿蘇の連山、九重の山々が一望できます。

※お隣淨専寺の県天然記念物指定のしだれ桜をはじめ神社の古木や若木の300本近いしだれ桜も4月上旬から見頃を迎えます。

親子~平成25年流鏑馬編~

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会員近況
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office 2013-4-4 14:02

去る4月3日、宮崎神宮にて神事流鏑馬が斎行されました。

昨年のブログでも紹介しましたが、本年も安藤親子が奉仕されました!

安藤宮司(広瀬神社奉職)

 

安藤くん(鵜戸神宮奉職)

 

いってきます!

 

今年は調子が悪かったようで・・・

 

不本意・・・???

 

2回目は見事3枚の的に全的中!

 

 

父ちゃん来年も一緒に頑張ろうぜ(^_^)/~

たっすいがは、いかん!

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活動報告
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office 2013-3-28 17:04

去る3月13日~3月14日に神道青年全国協議会中央研修会に参加しました。

この研修会は全国各地で毎年1回開催され、本年度は高知県にて開催!

研修テーマは「維新」~立ち上がれ!現代の草奔の志士~

まさに高知県!といった感じです。

 

全国より約350名の参加。

土佐と言えば土佐勤王党の盟主、武市瑞山を始め、坂本龍馬や中岡慎太郎など

王政復古の大業に多大なる功績を残した人材を世に送り出した地であります。

3名の講師による講義が受け、彼らの信念、生き方を学び、未曾有の国難といえる現状を

より知ることができました。

 

研修後は懇親会。

大学時代の同級生と久々の再会もあり、楽しいひとときとなりました。

 

余興もあり大変盛り上がりました!「菊の花~♪菊の花~♪♪」

 

姉妹神青を締結した奈良県さんと記念撮影!夏には宮崎で会いましょうね(^_^)/~

 

さて訳の分からない表題のことですが・・・

高知弁で、たっすいが=しょぼい。

ビールでいえば、「のどごしが悪いのはだめ!」とのことのようです。

 

研修を受けて明治維新時に立ち上がった我々と歳の変わらない志士達と照らしあわせ、

現状において神職としてできることは何かをしっかり考え、行動に移したいと感じました。

 

たっすいがは、いかん! ぜよ・・・

 

2年目の祈り

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活動報告
執筆 : 
office 2013-3-17 15:33

去る3月11日をもって、東日本大震災より2年の月日が流れました。

当会では昨年に引き続きこの日にあわせて、15,881柱の御霊を慰め併せて復興を

祈りました。(昨年の様子はこちら

今回も各ブロック単位または個人個人で祈りを捧げたそうです。

 

2年がたった今でも行方不明者2,668人、避難生活を送られている方は315,000人も

いらっしゃるそうです。

 

人間は良くも悪くも、月日が流れるとともに過去を忘れてしまいます。

天皇陛下の御言葉にもありましたように改めて「被災地に心を寄せていただきたい」と感じます。

 

宮崎市ブロック会 於小戸神社

 

皆さんは、神主さんのことを何と呼ばれますか???

 

かんぬしさん、しんかんさん等々様々ですが、宮司(ぐうじ)さんと呼ばれる方がいらっしゃいます。

人によっては間違いではないのですが、宮司とは神職の職階の1つで、その神社の長のことをいいます。

つまりは1社に1人。簡単に言えば、宮司さんとは一般の会社でいう社長さんのことなんです。

 

一般的に宮司の他には

権宮司(ごんぐうじ)

禰宜(ねぎ)

権禰宜(ごんねぎ)

出仕(しゅっし)などがあります。

「権」には仮という意味があり、仮の宮司、仮の禰宜といった意味合いです。

「禰宜」とは、神の心を安んじ和め、その加護を願う「ねぐ」に由来するそうです。

「出仕」とは、「出仕は神職にあらず」という言葉もありますように、神職の見習いとでも考えていただければ結構かと思います。

ちなみに伊勢の神宮では、大宮司(だいぐうじ)、少宮司(しょうぐうじ)という職階もございます。

 

宮崎県には約650の神社があり、神職は約450名。

そのうちの約200名は宮司さんになります。 

ほとんどの神主さんは権禰宜以上になり、また出仕は白い袴をはいていることが多いようです。

しかしただ単に白い袴をはいているから出仕と言うわけではありません。

お祭りの種類によって、白い袴をはく場合もありますのでご注意下さい!

 

つまりは何と呼ぶかという話ですが、どうなんでしょうね???

結局はその人の名前で呼ぶのが一番!

当たり前すぎてすみません<(_ _)>

名前が分からない場合は、神主さんと呼ぶのが無難と思われます。

宮司ではないのに、宮司と呼ばれることに関しては違和感がありますので、その点だけはお気を付け下さい!

(ごんねぎ)

 

お祭りの様子。皆が出仕というわけではありませんよ!

お祭りの種類によって袴が変わるというものです。

上の人から順番にと、並ぶ順番も決まっております。

 

 

臨時総会

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活動報告
執筆 : 
office 2013-2-20 18:40

昨日2月19日午後3時より、当会臨時総会を会員約30名出席のもと神宮会館にて開催致しました。

今回の主な議事は、現執行部の任期が平成25年3月31日までとなりますので、次期会長、監事の選考でしたが、滞りなく終えることができました。

次期執行部の任期は、平成25年4月1日から平成26年3月31までとなります。

また総会の後半では出席者1人1人に思いを語っていただきました。

同じ神職とは言え、皆それぞれに環境は異なりますが、それぞれに思いを持って青年会の

活動に取り組んでいくとのことでした。

やると言ったからにはやりましょう!今後とも宜しくお願い致します。

 

また議事が終わった後に「神道青年九州地区協議会会歌」を斉唱♪

 

朝日の直刺すこの郷に 我らは幸く人と成り 受くる恵みの幾春秋
夕日の日照る禊祓の濱に 波は太古の響きを傳へ 風は神代の調べに通ふ
※(雲に聳ゆる高千穂の)崇きは重暉我らが姿
※(空を涵すや日向灘) 浩きは宥和我らが心
赤誠熱く享け継ぎし 我ら九州若人神職
中今担ひ諸共に 神州道義の先駆なれ

 

※( )内は各県の歌詞を挿入

・沖縄県  御嶽守りし天降り蒲葵  ニライカナイや久高島
・福岡県  教へ導く宝満山     外つ国望む玄海の
・佐賀県  祈り修めし背振山    虹の松原唐津湾
・鹿児島県 気炎の狼煙や桜島    夜明けを告げし錦江湾
・長崎県  鎮めの美山雲仙の    世界交はる和ぎし海
・大分県  空に広がる九重山    昇りの潮や速吸の
・熊本県  火の国継ぎし阿蘇の山  宝の海や天草の

 

実はこの会歌、昨年できたばかりなのです。

さらになんと作詞は、当会の相談役である青島神社の宮司さん!さすがです<(_ _)>

「九州は一つ!」

県の枠を越えて、共に手を取り合って進んでいきたいと思います。

(議長( ̄Λ ̄))

「きねんさい」と読みます。

毎年2月17日に全国各地の神社で斎行されるお祭りのことです。

 

古くより我が国は、「豊葦原千五百秋瑞穂国(とよあしはらながいほあきのみずのほくに)」と云われます。

   豊葦原 = 豊に葦が生い茂る原
   千五百秋= 限りなく長い年月=永遠
   瑞穂国 = 瑞々しい稲穂が実る国ということで、日本国の美称です。
祈年祭は「としごひのみまつり」ともいい、年頭にあたり神々に五穀豊穣を祈ります。

祈年の「年」は、稲の意味で、お米がたくさんとれることが国の平安につながり、それが人々の実り多き暮らしに結びつくことから、新嘗祭とともに重大なお祭りとされてきました。
 

なぜそんなにお米が大事なの?

なぜ神社ではまずお米をお供えするの?と思う方もいらっしゃるでしょう。

天孫降臨に際し、天照大神より御子天忍穂耳尊(あめのおしほみみのこと)に与えられた「斎庭の稲穂の神勅」(ゆにわのいなほのしんちょく)という御言葉をみれば分かります。

 

吾(あ)が高天原に御(きこ)しめす斎庭の稲穂を以て、亦吾が児(みこ)に御(まかせ)せまつるべし。

高天原で大神自らの手により神聖な神田で作られた稲穂を、天孫自らが地上にもたらし広めなさい。また、天孫の子孫である天皇も同様にしなさいと言われています。

 

天皇陛下はこの神勅に基づき現在に至るまで手づから稲を育てられ、収穫された稲で神饌をはじめとする御供物を整えられて祭りを行われます。

 

このようなことから神社のお祭りの基本は「稲」に関係しています。

当会の封筒にも「米作りは我が国の基」と印字されているように、日本人とお米は非常に関わりが深いものなのです。

 

秋の新嘗祭には、お米をはじめとして御供物を横山の如くお供えして、厳しく美はしく奉仕できますように、諸産業、皇室の安泰、国家の繁栄、国民の幸福を共に祈りましょう。