宮崎神青ブログ - 201601のエントリ

日本のひなた

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office 2016-1-31 21:29

去る1月24日から25日かけて、日本の上空には非常に強い寒気が入りました。

 

山間部の地域を除いて、雪とは無縁の宮崎県でも各地で雪が降るとの予報が!

 

こんなことは滅多にないので、

 

「雪景色を境内写真を送ってくれ!」

 

と、会員へ連絡。

 

えびの市鎮座の白鳥神社

 

高千穂町鎮座の天岩戸神社

 

都城市鎮座の神柱宮

 

三股町鎮座の御年神社

 

日南市鎮座の霧島神社

 

ここまでして撮影してくれた会員さんもおられました!

 

しかしながら、多くの神社の写真で溢れかえると思いましたが、

思いのほか雪は降らず・・・

 

日南市鎮座の鵜戸神宮

 

宮崎市鎮座の宮崎神宮

 

九州各地でもフェイスブック等で雪景色の神社を多く目にしましたが、

そこはさすが日本のひなた、宮崎県!

 

確かに非常に冷え込み、雪もちらつきましたが、いつもと変わらぬ景色の神社が、

そこにはありました。

 

明日からは2月。

春はもうそこまで来てますね。

 

季節の変わり目ですので、皆様方には健康にご注意いただき

穏やかな春をお迎えいただければと思います。

 

ひなたで育った少年は、ちらつく雪を嬉しそうにバケツで集めていました・・・

かぐつちのかみ

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office 2016-1-12 17:31

①シュッ。ボッ。

②カチッ。ボッ。

③チッチッチ。ボッ。

 

何の音を表現してるか分かりますか???

 

①マッチ ②ライター ③コンロ

 

そうなんです、答えは”火”

今日は火にまつわるお話です。

 

この時期の火に関するお祭りと言えば「どんと祭」

お正月のしめ飾りや古神符(古い御守や御札)等を焼納する神事であり、

ほぼ全国的に見られる神事で、左義長(さぎちょう)とも呼ばれます。

 

昨日は小戸神社に足を運んでまいりました。

 

火にとっての天敵と言えば”水”

昨日は終日生憎の雨模様でした。

 

午後5時祭典開始。

その後、火鑽(ひきり)神事。

先ずは夫婦で。

火種はすぐに起こり、あっという間に火がおこったかと思ったら残念ながら鎮火・・・

その後は上記の繰り返し、なかなか火はおこりません。

 

後ろで見守っていた宮司が業を煮やして登場!

親子での火鑽へとなりました。

 

しかしながら雨による湿気の影響か、火の神様のご機嫌か、うまくいかず・・・

簡単そうに見えますが、意外と腕にこたえるそうです。

 

あっという間に点いてしまうのも盛り上がりに欠けますが、あまりにも点かないと参拝者の

視線も冷たく感じます(笑)

 

そして時間は流れ、時刻は午後6時30分。

ようやく、ようやく、ようやくこの瞬間が訪れました。

社殿内は大きな歓声に包まれました。

 

長年この神事を見てきましたが、ここまで火が点かなかったことは記憶にありません・・・

 

御神火にて餅を焼いていただき、無病息災を祈ります。

 

火の神様はかぐつちのかみ。

「迦具土」「軻遇突智」とも書かれます。

 

文明の発達していなかった過去においては、今回の神事のように火をおこすのも

一苦労であったと思います。

また火は我々の生活に欠かせないものですが、一歩間違えると全てを焼き尽くす

恐ろしいもでもあります。

改めて火の有り難さを感じた次第であります。

まだまだ寒い日が続きますが、火の取り扱いには十分にご注意ください。

 

最後になりますが氏子総代をはじめ関係各位、また寒い中、雨の中、傘をさしながら

お待ちであった多くのご参拝の皆様本当にご苦労さまでした。

 

今日神主さんは筋肉痛のはずです・・・

 

あけましておめでとうございます

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office 2016-1-1 0:00