宮崎神青ブログ - 201309のエントリ

ちょいと時期が遅れましたが、今日はお月さまのお話。
去る9月19日は中秋の名月でしたね。
中秋の名月とは旧暦の8月15日に見られる月。
本年の中秋の名月は、平成23年、24年に続き満月。
しかし毎年必ず満月というわけではなく、次に中秋の名月で満月が見られるのは
8年後になるそうです。
東京オリンピックの翌年。
私もその頃は4?歳です・・・

 

ところで、月の神様ってご存知ですか???
古来より日本人はありとあらゆるものに神さまが宿ると考えています。
月も例外ではありません。
 

月の神様は月讀命(つくよみのみこと)


伊弉諾尊(いざなぎのみこと)は、黄泉(よみ)の国より戻られて、罪と穢れを祓う為に

禊(みそぎ)をされました。
この際に多くの神様がお生まれになられましたが、禊の最後に
 

左目を洗われた際に、天照大御神(あまてらすおおみかみ)
右目を洗われた際に、月讀命(つくよみのみこと)
鼻を洗われた際に、 須佐之男命(すさのをのみこと)
がお生まれになられ、
 

天照大御神は、高天の原(たかまのはら)
月讀命は、夜の食国(よるのおすくに)
須佐之男命は、海原(うなばら)
をお治めになるようにと、ご委任にされています。

天照大御神と月讀命。
つまりは太陽と月。
月の灯りは太陽の光があってのもの。

 

また人が生まれるのは満潮の時、亡くなるのは引き潮の時だと言われます。
月讀命と須佐之男命。
つまりは月と海原。
潮の満ち引きに関係するのは、月の満ち欠け。
もしかしたら、天照大御神の弟2人は、人の生死を司る神様なのかもしれませんね・・・

 

月と人との神秘的な繋がり。
今宵あなたは月を見上げて何を思われますか???

 

ワォ----ン!

(オオカミ男)


 

ぐうぐる!

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活動報告
執筆 : 
office 2013-9-18 10:21

姉妹神青交流事業2日目!

 

やっぱり朝から雨・・・

 

天の逆鉾がある高千穂の峰登山は、残念ながら中止となりました。

 

そこで宮崎県内の神社巡りとなりました。

ちなみに当会ホームページの名称は、”宮巡(ぐうぐる)”

”お宮巡り”から由来しています。

 

さて当日は8:00に宮崎神宮集合!

前日は懇親会。若干寝坊された方がいらっしゃったのは想定内です・・・

 

まずは小戸神社参拝(小戸神社についてはこちら

現在銅板を葺き替え中でした。

滅多に見れない貴重な機会ですので、足を運ばれてはいかがでしょうか???

 

なるほどなるほど。ここがこうなって、そこがそうなってるんだ~。

写真左の方は大工もされています。血が騒ぎますか???

 

続いては潮嶽神社へ(潮嶽神社についてはこちら

突然のどしゃ降り・・・

 

昼食後は鵜戸神宮へ(鵜戸神宮についてこちら

気持ち悪いぐらい同じ恰好してますね・・・

 

そして最後に青島神社を参拝させていただきました。(青島神社についてはこちら

ここでもどしゃ降り・・・

あまりの雨に写真も撮れずにすみません<(_ _)>

 

各神社の宮司様をはじめ、職員の皆様、お忙しい中にもかかわりませず、ご厚遇にあずかり

誠にありがとうございました。

 

この後、温泉の予定でしたが時間の都合上中止となり、宮崎神宮にて解散となりました。

 

今回が2回目の交流事業となりましたが、会員の皆様いかがでしたか?

私個人としては新たな出会いもあり、非常に有意義な2日間となりました。

このような小さな積み重ねが、必ずや今後に繋がるものと考えております。

 

奈良県神青会の皆様におかれましても、大変お疲れ様でございました。

至らぬ点も多々あったこととは思いますが、ご勘弁下さい<(_ _)>

 

来年は奈良県で開催予定です!

みんなで行くでぇ~(^_^)/~

 

ほな!さいなら(^^)/~~~

 

2日間の写真はこちら

八紘一宇の大御心

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活動報告
執筆 : 
office 2013-9-13 13:15

去る9月2~3日奈良県神道青年会との姉妹神青交流事業を開催致しました。

(姉妹神青についてはこちら

 

 

昨年は宮崎県から奈良県へ、本年は奈良県様に宮崎にお越しいただきました!

 

先ずは宮崎神宮を正式参拝。

奈良県より4名の参加。うち3名は初めての宮崎だったようです。

 

続いては教養研修会。

○ 「八紘一宇の大御心を学ぶ」と題し宮崎神宮黒岩権宮司よりご講義いただきました。

○研修趣旨は以下の通りです。

 神武天皇は、御年四十五歳で日向国を御進発になり、六年の歳月をかけて艱難辛苦
のすえ大和国に入られて、畝傍山の東南橿原の地に皇居を営み、即位の礼を行わせ
られた。明治の御代になり、この橿原宮址に神宮創建の誓願が民間有志から起こり、
明治天皇にはこれを深く嘉せられ、元京都御所の賢所と神嘉殿を本殿及び拝殿とし
て下賜され、明治二十三年四月二日に官幣大社橿原神宮が創建されたのである。
それから五十年後の昭和十五年、いわゆる紀元二千六百年には、国を挙げての奉祝
記念事業が行われ、延べ百二十一万余人の勤労奉仕により、現在の宮域が形成され
るに至った。この紀元二千六百年には、橿原神宮のみならず全国津々浦々にて奉祝
行事が執り行われた年でもあり、宮崎県に於いても宮崎市内の日向灘を望む高台に
一億同胞の援助をもって「八紘之基柱」が建立された。この御幣の形を模した塔の
正面には、神武肇国の理念である「八紘一宇」の文字が刻まれている。
今この国家存亡の時に建国の古を顧みれば、爾来二千六百七十三年にわたり、万世
一系にして、連綿と受け継がれている皇室の尊厳を護持し、平成の大御代の弥栄を
ひたすらに祈り、祭祀を通して八紘一宇の大御心を氏子崇敬者に教化していく事は
神道人としての使命である。
我々宮崎神青は神武降誕の聖地に集う青年会であることを誇りに、神武創業の地で
ある奈良神青との誼みを深め、「八紘を掩いて宇と為む」の真の意味を自覚し国を
愛する正しき心を養う為、本事業を開催するものとする。

 

続いて現地へ(八紘之基柱、八紘一宇の塔、現在は平和の塔と言われています)

今回は特別に内部の見学までさせていただきました。

完成年月 昭和15年11月25日

       紀元二千六百年奉祝事業の一環として「紀元二千六百年宮崎県奉祝会」に

       よって建設。

塔の高さ  36.4メートル

揮   毫 八紘一宇の文字は昭和天皇弟宮・秩父宮雍仁親王殿下のご親筆

使用石材 世界各地より1,789個の石が寄せられた。

塔の形状 塔は世界中の罪穢れを祓う意味から御幣の形をしています。

内部については秘密です・・・

 

「八紘一宇」とは世界平和を願う意味の言葉でありましたが、

戦後は国威発揚のスローガンとされ使用禁止に・・・

さらに塔の正面の八紘一宇の文字は取り剥がされ、挙げ句の果てにはロッククライミングの

練習場になるなど荒廃の一途を辿りましたが、

昭和37年に武神像、昭和40年には「八紘一宇」の文字復元されました。 

趣旨にもありますように、我々神職は「八紘一宇」の言葉の意味、歴史をしっかりと学び、

神職として守っていく使命を新にしました。

 

研修会終了後は懇親会!

「ほな、乾杯するでぇ~」

「明日は、ゆ~ても高千穂の峰登山やさかい、ほどほどにな」(関西弁は私の想像です<(_ _)>)

 

ちなみに左の方の奉仕神社は、奈良県の「葛木坐火雷神社 」

 

読めます?

 

読めるかい_(_^_)_

 

答えは、かつらきにいますほのいかづちじんじゃ。

 

長っ・・・ (ちなみに”現在作成中”のHPはこちら

 

さらに長い名前の神社もあるとの噂も! 

 

関西弁と宮崎弁が飛び交う、大変有意義なひとときとなりました(^^)

 

今日はおおきに! 

 

ゆっくり休んでや~

 

ほなな!おやすみZZZ 

 

翌日へ続く・・・

神青協夏期セミナー

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活動報告
執筆 : 
office 2013-9-6 20:42

去る平成25年8月27・28日に神道青年全国協議会夏期セミナーが東京都の神社本庁にて

開催されました。 


神社本庁は東京都渋谷区代々木にあります。

学生時代に住んでいた場所なので、とても懐かしいです!

あ・・・ちなみにこの建物が神社本庁というわけではありませんよ!

 

さて、今回のテーマは 「真の皇室のお姿を拝して」
第一講 演題「天皇陛下の御日常」  講師 宮内庁式部官(儀式担当)飯塚秀行先生
第二講 演題「天皇皇后両陛下のお人柄と皇室のいい話」  講師 皇室ジャーナリスト 高清水有子先生
第三講 皇居拝観

の日程で行われました。

 

当県からは3名の出席。 於 皇居二重橋

思った以上に東京の暑さも和らいでおり、汗まみれにならずにすみました。


日常において、一般の人が皇室の存在を強く意識する機会はほとんどありません。

戦後教育を受けた世代は、天皇陛下をはじめ皇室の事、神話についてはほとんど学んでいないのが現状であり、この状況は現在でも変わっていません。このような世代が皇室の情報を得る機会はテレビや週刊誌が多いと思われます。しかし、メディアは恣意的に偏向された報道や一有名人の扱いのような不敬な報道ばかりが繰り返され、皇室について国民に正しく伝えられる機会は乏しいものです。

 

我が国は建国より二六七三年を経た世界最古の国。

皇室の歴史は日本の歴史そのものであり、国の根幹をなすべきものであります。

神職は皇室について、世に広く教化する役割もあると考えます。

 

皇室の教化について青森県神社庁の取り組みを聞きました。

地元テレビ局の毎週日曜日夕方の時間の放送枠を神社庁がスポンサーとなって確保し、高清水有子先生の番組である「今週の御皇室」を放送しているようです。
 

研修を終えて、我々青年神職は改めて皇室について知識を蓄える必要を感じました。
今後様々な媒体を活用して教化活動を展開しいくのは当然のことであるが、先ずは原点に立ち返って神職が言葉を発して教化に努めてまいりたいと思います。

(副会長)

 

宮内庁

 

皇居には申込をすれば、一般の方でも立ち入ることができ、外国の方も多く見受けられました。

各県で皇居勤労奉仕団の募集もあります。是非一度は行かれてみてはいかがでしょうか?

 

 

余談ですが・・・

 

羽田空港にて、せっかくの機会でしたので記念撮影・・・

いよいよ2020年オリンピックの開催地決定ですね!

東京招致の夢が叶いますよう心よりお祈り致します。

 

サーッ!!!