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宮崎県の神社

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千足神社(せんだらしじんじゃ)

創立不詳なるも、古くは千多羅寺六所権現または世足志権現と称した。慶長八年(1603)癸卯十一月出火にて、古来の記録等焼失してしまったが、同十三年十一月、藤原(島津)忠能公により再興された。従前安永村五社の一社にして、島津元祖資忠公以来代々厚く崇敬する神社で、旧領主島津家の記録によれば、祭米として八斗七升八合が寄進され、祭田一町十五歩が免地となり、社領高五石五斗九升余を有していた。明治三年三月千足神社と改称、村社となる。
当社には鎌倉期から江戸期の神像三十余体を有しており、その中で男神像三体と女神像一体は県文化財に指定されている。いづれも樟材の一木造りで、全く内剃りを施さず両眼は彫り出しである。彩色はかなりはげ落ちているが、各像の眉や瞳には墨描のあとがあり、男神のひげや女神の髪にも墨色が残っている。
県下には神像の作例は多いが、大方は素朴な作風のもので、この四体のようにしっかりした出来のものは少なく、小像ながら両相の堀り口も端正で体はまとまりのよい安定感を示し、鎌倉時代の制作といわれ、特に女神像の優しい作りは巧みである。

ご社殿
ご社殿
正面鳥居
郵便番号
885-0222
住所
都城市美川町6761番地
御祭神
邇々杵命(ににぎのみこと)
彦火々出見(ひこほほでみのみこと)
鵜草葺不合尊(うがやふきあえずのみこと)
木花開耶姫命(このはなさくやひめのみこと)
玉依姫命(たまよりひめのみこと)
旧社格
村社
御神徳
豊作 工事
社殿
本殿(神明造)12坪 拝殿(入母屋造)13.7坪
創立年月日
不詳
例祭日
七月二十一日
文化財
男神像三体・女神像一体 県文化財 昭和34年7月10日指定
最寄ICからのアクセス
都城ICより車で約30分
最寄駅からのアクセス
JR都城駅より車で約30分
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