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宮崎県の神社

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狭上稲荷神社(さえいなりじんじゃ)

九州山地中央部の山間地、一ツ瀬川と板谷川の合流点に位置する。地内には二基の古墳があり、小川の古墳一基とともに西米良古墳として県史跡に指定されている。一基は菊池記念館の裏の山中にあり、一基は当社の南側に位置している。
旧称狭上稲荷大明神と称し、創立年月日は不詳であるが、社蔵の由緒記によれば次のごとくである。
皇御孫尊阿田之長屋にご臨座し、大山祇命の娘、姉の磐長比咩を畏れ給い、妹の木花咲哉比咩五十鈴川上川に去ってしまった。大山祇命は跡を慕いて狭上の深川に跡を垂れ給う。爰に御陵あり、しかし空国にして祭る者がなかった。世降りて当社御陵を知る人も稀になっていた。時に天正年中、山中堂栄、煮田之尾勝房・山佐礼左近・西世法師の四人兄弟狭上の東西南北に柴の庵を結んで露命を繋いでいた。西世法師の夢に白髪の老翁が現れ、我は是れ大山祇命なり、我陵を以て稲荷を祭り尊敬せば汝が子孫長久なる事疑う事なし、と言われた。西世法師山谷の狐魅我を犯すとしてそのままにしていた。また夢見があったので此の神を祭り尊敬すると日数を経ずして白狐稗粟大小豆を携えて来て西世法師に与えた。その後米良佐太夫の時に新たに社を建立した。その子孫の米良半右衛門と言う者が球磨表に越したので、その後中武氏神司となりここに居住した。
この由緒によれば、創建は古く菊池氏の入所後、氏の弟米良佐太夫の再興に係り、その子孫によって代々護持されてきたものである。

ご社殿
入口鳥居
参道鳥居
電話番号
(0983)36-1202
郵便番号
881-1411
住所
児湯郡西米良村大字村所503番地
御祭神
大山祇命(おおやまつみのみこと)
倉稲魂命(うかのみたまのみこと)
大宮姫命(おおみやひめのみこと)
大己貴命(おおなむちのみこと)
菊池武光公(きくちたけみつこう)及びその祖先
旧社格
無格社
社殿
本殿(流造)8坪 拝殿(入母屋造)8坪
創立年月日
不詳
例祭日
十二月五・六日 ※現在は十二月第一土日
夜神楽奉納 19:00~翌朝7:00
主な祭典
夏祭 七月二十四日  春季祭 二月旧初午
文化財
西米良村古墳第二号(狭上古墳) 宮崎県指定古墳
駐車場
有り
最寄ICからのアクセス
西都ICより車で約1時間45分
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