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宮崎県の神社

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白鳥神社(しらとりじんじゃ)

当社は、約1050年前に性空上人により御創建され、樹齢500年の御神木をはじめ10数本の古木がそびえ立つ。本殿の雲龍巻柱、唐獅子牡丹など彫刻が見ものである。
白鳥山の北側山腹に鎮座し古く六所権現とも称した。社伝によると、村上天皇応和(また天暦とも言う)年間、京都の僧、性空上人日州霧島に来たり、白鳥山頂六観堂で修行していた時、老翁が現れ「我は日本武尊なり、来たりてこの山に住む事久し、汝我がために神社を設けよ」と託宣、たちまち白鳥と化して飛び去った。性空、この託宣により社を創建し、聖観音を本地とし、さらに別当満足寺を造営したという。軍神として古来より崇敬を集めていた。天正四年(1576)九月、島津義久が当社へ参詣しており、その後も島津家代々崇拝していたとみられる。天正二十年(1592)四月には、当社領三十町が諸役免除となっている。特に島津義弘は信仰厚く、慶長六年(1601)から十年にかけて新たに社殿を造営し、神領二百石を寄進している。その後、戦勝祈願の神として島津氏は、たびたび当社で祈祷を行い、勝利感謝の寄進をし篤く崇敬していた。
明治維新後白鳥神社と改称、明治三十八年県社に列し、同四十年二月神饌幣帛料供進すべき神社に指定された。社殿の竜の彫物は江戸時代末期のもので、その他の建造物は昭和十年再建のものである。大東亜戦争前には、例祭に天鈿女命の舞である神化舞が奉納されていた。別当満足寺は白鳥山金剛乗院と号し、はじめ天台宗であったが、応永年間光尊阿闍梨が真言宗として再建した。光厳の中興後、大乗院(現鹿児島市・最大乗院)の末寺となった。『三国名勝図会』によると、往時は参詣客も多く隆盛であったが、明治三年廃寺となった。

ご社殿
鳥居
夏越大祓
電話番号
(0984)33-5311
郵便番号
889-4302
住所
えびの市大字末永1479番地
FAX番号
(0984)33-5311
御祭神
日本武尊(やまとたけるのみこと)
旧社格
県社
御神徳
開運厄除 身体健固
社殿
本殿(流破風造)24坪  拝殿(入母屋造)27坪
創立年月日
不詳
例祭日
9月23日
主な祭典
3月21日 例祭
6月最終日曜日 夏越大祓
駐車場
有り(100台)
最寄ICからのアクセス
えびのICよりえびの高原方面に約10㎞
最寄駅からのアクセス
えびの駅よりタクシーで約10分
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